漆喰で梅雨時もサラリ「コーラルホーム」

更新日:2016/06/27

週刊タイムス住宅新聞 第1496号にて掲載。

夢うつすマイホーム

那覇市に住むHさん(38)宅は鉄筋コンクリート造で、
1階にLDK、2階に子ども室、主寝室、書斎を配する。

家づくりのきっかけは
「子どもが増えたこと、妻の祖父からの土地を譲り受けたこと」とHさん。
見学会で見た住宅の雰囲気が気に入り(株)新洋に設計・施工を依頼することにした。

同社の建築士が夫婦の同級生だったこともあり、
夫人は「要望が伝えやすく、同じ子育て中でライフスタイルの変化に応じた
家づくりのアドバイスも聞けてよかった」と振り返る。

希望したのは、いつでも人が来れるよう広い駐車場を設けること。
そして室内の壁と天井は調湿や消臭、殺菌作用のある漆喰で仕上げること。
Hさんは「梅雨時季でも床や空気がベタベタせず快適です」と満足げ。
木製の建具や家具は同社の自社工場でつくったオリジナル。

チーク材の床は夫婦と当時小学1年生だった長男が柿渋や
蜜蝋(みつろう)ワックスを塗り仕上げた。
3年生になった今でも「ここは僕が塗った」と愛着を持っている様子。

LDKは対面式キッチンになっており、家事をしながら子どもの様子が見える。
右奥のサッシはフルオープンでき、外のウッドデッキとリビングが
一体となった広い空間になる。

壁少なく 家族身近に

建築士は、将来、子どもたちが独立したときを見越して、
間仕切りの少ないプランを提案。

子どもが巣立った後のリフォームも多く手掛ける同社ならでは提案だ。
夫人は「室内のどこにいても家族を身近に感じられます」と喜ぶ。

子ども室は子どもの成長に合わせ、キャスター付きの収納で
2部屋に仕切れるようにしている。

家族の集まるLDKは道路に面した西側にルーバーを設け、
外からの視線を遮りつつ光と風を取り込む。

天井高2・85メートル、西側には幅約2・3メートルのフルオープンの
サッシを設けたことで、実際の床面積よりも広く感じられる。
サッシを開ければ建物の南側と西側を囲むウッドデッキとひと続きの開放的な
空間になる。

「子どもたちは走り回れるし、デッキで食事もします」と暮らしを堪能している。

いつでも親や友人たちが遊びに来れるよう、駐車スペースは4台分を確保。
ルーバーは道路からの視線を遮るとともに、強い西日を和らげる効果もある。

玄関は12.3平方メートルと広く、6mの奥行きがある。
4~5人が同時に靴を履き替えられるほどで、ゆったりとして開放的。
自転車を置くなど多様な使い方ができる。

  • 敷 地 面 積:171.55㎡(約51.89坪)
  • 1階床面積:57.58㎡(約17.41坪)
  • 2階床面積:53.90㎡(約16.30坪)
  • 躯 体 構 造:鉄筋コンクリート造
  • 設計・施工:(株)新洋
  • 一級建築士:上原邦広