築30年、2世帯に建て替え「おきなわクール住宅」

更新日:2016/03/12

週刊タイムス住宅新聞 第1394号にて掲載。

築30年の住宅を、2世帯住宅に建て替えたSさん(63)。
「床やトイレなど何度かリフォームしたのですが、そのたびにお金がかかって。
段差があるのも不安で、思い切って建て替えることにしました」と話す。

計画中に長男の結婚が決まり、
(株)新洋に依頼して2世帯住宅を建てることになった。

同社は、風の力を利用するエアーサイクル断熱工法を用いている。

Sさんは「夏は涼しくクーラーはほとんど使わなかったし、
冬も風の入りを調整できるので寒くはない。
新築時に匂いがなかったのも驚きました」と満足げ

デッキに面した掃き出し窓から光が差し込むリビングダイニングは14畳。
LDKと和室の間には仕切りや廊下がなく、部屋中が明るい。
広々とした空間は、夫人の琉球舞踊の練習場所にもなっている

住み心地は天と地の差

住宅は、1階がSさん宅で2階が長男宅。玄関は別で外階段で行き来できる、
分離型の2世帯住宅となっている。

Sさん宅の生活の中心は、オープンなLDKと和室。
Sさんは「面積は狭くなったのですが、仕切りが無い分以前より広く感じる。
明るいし、天と地の差です」と、住み心地は格段にアップしたよう。

特にこだわったのが、和室の堀りごたつ。
「人をもてなすのが好きで、リラックスして酒を飲める空間にしたかった。
明かりも調整できて、居酒屋気分」と笑う。夫人のお気に入りは水回り。

キッチンや浴室とデッキが直線上に配置されている。
「動線が良くて、家事がしやすい。以前はキッチンが寒くて暗かったのですが、
明るくなりました」と夫人。

「年を取っても、できるだけ自宅で過ごせるように」と、
バリアフリーや引き戸とするなど、将来へも配慮した。

昨年、長男夫婦に子どもが生まれ、ますますにぎやかに。
「2世帯をOKしてくれたお嫁さんに感謝」というSさんに、
「用事の時など子どもを見てもらえて、本当に助かります」とお嫁さん。
みんなにうれしい住まいになった。

住宅外観。駐車場4台を確保するため、道路から建物を後退させている。
長男一家に家族が増えた時に間取りを造り変えやすいよう、
室内に構造壁の少ないラーメン構造を採用した

掘りごたつのある和室で、Sさんは毎月友人や職場仲間をもてなす。
「気兼ねなく集まれるように」と、掃き出し窓から出入りできるようにした

  • 敷 地 面 積:219.88㎡(約66.51坪)
  • 1階床面積:  90.45㎡(約27.36坪)
  • 2階床面積:  89.90㎡(約27.19坪)
  • 躯 体 構 造:鉄筋コンクリート造
  • 設計・施工:株式会社新洋